ドコモのスマートフォンを解約する際に覚えておきたいもう一つのこと

本日、2年間愛用した Galaxy S3 を持ってドコモショップへ行き、回線契約を解約してきました。

思えば、電話を2回線も持つようになったのは、長らく使い続けていたウィルコムから、いつまで経っても魅力的なスマートフォン端末が発表されなかったからであり、ソフトバンクの HTC Desire からドコモの Galaxy S3 に乗り換えたのは、ソフトバンクが iPhone にばかり力を入れて、ろくな Android 端末を用意してくれないからでした。

そんなマルチ回線生活も、ついこの間、4月の末に、夫婦揃ってウィルコム端末を DIGNO DUAL 2 へ機種変更したことで、終止符を打つことになりました。DIGNO DUAL 2 はもう、リリースされてから1年ほどが経過していて、Android 端末としては既に旧端末になりつつありましたが、ドコモとの2年契約などもあり、このタイミングでの機種変更となりました。

ドコモの回線の解約ですが、気を付けなければいけないのはやはり解約金の発生です。au を解約した際にはぼんやりしていて解約するタイミングを過ぎ、がっつり解約金を取られてしまいました。今回はそのようなことのないように、事前にしっかり調べます。過去の記事など遡ってみると、Galaxy S3 を契約したのは2012年6月でした。au ならば、この契約した月に解約するのが解約金の発生しないタイミングなのですが、ドコモは違うようです。契約した月が「契約満了月」となり、翌月の「契約更新月」に解約することで、解約金が発生しないとのことです。

というわけで本日、満を持してドコモショップに行ってきました。端末が必要になることもあるでしょうから、事前に充電をして、長らく入れてなかった電源を入れてから向かいます。待ち行列の番号札を取り、待つこと40分。窓口に案内されました。

解約手続きは、割とあっさりと済みます。解約する電話番号と、本人を確認できるもの(自動車免許証や、保険証)を提出するだけです。いくつか本人確認が終わって、「今日解約すれば、解約金は発生しませんよね」と念を押すのも忘れませんでした。「はい、発生しません」との回答が、店員から返ってきます。してやったり。これで余計なお金を払うこともなく、毎月7,000円ほどの支払いからも逃れられる...。そう思ったのも束の間、「唯一つ、気を付けて頂きたいのが」という店員の一言に続く言葉が、僕をどん底に突き落とします。

「『Xiパケ・ホーダイ フラット』に関しましては、日割り計算できませんので、本日パケット通信が発生しておりますと、1カ月分の料金が丸々、来月にご請求されることになります」

...はい?なんですと?

んー、はー、なるほど、「本日パケット通信が発生しておりますと」だから、一切パケット通信が発生して無ければセーフなのね、って、おい!さっき Galaxy S3 の電源入れちゃったじゃん!もう1か月以上眠ってた端末なのに、わざわざ今日の為に充電して電源入れちゃったじゃん!電源入れたそばから Gmail とか同期して、ぶーんぶーんバイブしまくってたじゃん!パケット通信発生しまくってるじゃん!

...詰んだ。詰みました。

「...ん、はい、事前に教えてくれれば電源入れませんでしたけど...。もう仕方ないですね、解約手続き進めてください...。」

あまりのショックに、ていうかなんかもうどうでも良くなって、来月請求されるのが正確には何円なのか、きちんと確認するのを忘れました。でもまぁ、もう良いんです。来月にはなんか余計な金額が持ってかれてしまいますけど、これで毎月の7,000円近くの支払いから解放されるんです。来月には無駄なお金が持って行かれますが(泣)

皆様には、休眠している回線を解約する際には、下手に端末の電源とか入れないでショップへ行くことをお勧めします...。

追伸
ちなみに、ウィルコム端末については必要経費ということで、月々の支払いは家計からなされます。ドコモの端末についてはあくまでも「個人の趣味」ということで、僕のお小遣いから支払いをしていました。なので、これで毎月7,000円近くが浮くことになるということです。うふ。