以前の記事で書いたのですが、テールライトを紛失したんですね（泣）。ESCAPE RX3 購入時に一緒に購入した CATEYE の TL-LD610 です。
最初は付属のブラケットを使用してシートポストに固定していたのですが、Topeak のサドルバッグ
で、トランクバッグを装着すると、今度はサドルバッグに取り付けることができません。幸い、トランクバッグはサドルバッグと同じ Tpeak 製で、同様のテールライト取り付けの為のループが付いていました（もちろん、そのことをチェックしてから購入したのですけど）。なので、サドルバッグに装着していたクリップ型のブラケットそのままで、トランクバッグに移設して乗っていたんです。
サドルバッグの方に装着して乗っていた期間は結構長くて、その間は紛失するとか、外れてしまうとか、そういうことは全くなくて。なので同じテールライト、同じブラケットで装着したのだから、トランクバッグの方に装着したとしても変わりないだろうと。そう思っていたんですね。
しかし、実は大きく変わっていたんですねー。
...振動が。
シートの下に2点で固定されるサドルバッグと比較すると、シートポストに1点で固定され、しかも後方に大きく伸び、かつ重量もあるトランクバッグは大きく振動します。そのことが全く頭にありませんでした。クリップ型のブラケットは、単に挟んで止めるだけの簡単機構で、外れない為のロック機構などはありません。大きな振動を受ければ外れて当然です。
そしてある日の会社からの帰り道。マンションに到着した僕がテールライトのスイッチを切ろうとトランクバッグの後ろに手を伸ばすと、そこにあるはずのテールライトが、忽然と姿を消していました...。探すにしても、片道30分強の道のり、どこで落としたのか分かりません。夜道を探しながら戻るのは現実的ではありません。もし運良く見つけられても、落下の衝撃で壊れているか、自動車に踏まれて粉々になっている可能性が高いです。なので探すのは諦めました。
くよくよしても、無くしてしまったものはもう仕方がありません。しかしテールライト無しでの夜道の自転車走行は法律的には OK ですが、現実的には、テールライトなしで車道を走るのは相当おっかないです。たまにテールライトなしで車道を爆走している人を見かけますが、ほんと、頭のネジが何本か吹っ飛んでるとしか思えません。都内は比較的明るいとはいえ、夜の自転車が自動車側から大変視認し難いのは、自動車も運転する僕自身が良く知っています。
というわけで、代替のものを購入することにしました。ただ、トランクバッグにクリップで取り付けるようなものだと、またもや紛失する恐れがあります。そこで、涼しくなってトランクバッグを外した後もそのまま使えるだろうし、振動にも強いだろうということで、シートステーに取り付けられるタイプのものを探し始めました。すると、無くした TL-LD610 の後継である TL-LD650 RAPID5
以下、写真を交えつつ。
パッケージ。
内容物。本体とブラケット、電池に取扱説明書。
シートステーに取り付け、後ろから見たところ。
斜め後方から。
サイドから。ブラケットの首はクリック感は無く、シートステーへ固定する為のベルトを締める際に一緒に締めて固定するようになっています。ただ、ベルトがしっかり引っかかるようになっているので、締めてしまえば角度がずれるようなことはありません。
あちこちのレビューを読むと、TL-LD610 よりも明るくなっているようです。点灯させてみると、確かにそんな気はします。レンズがクリアになっただけでなく、LED 自体が明るくなっているように感じます。その分、カタログ上の電池の持ち時間が短くなっていますが、それでも通勤時に1日1時間の使用なら1か月以上持つ計算ですから、十分でしょう。
点灯のパターンは相変わらず4パターンですが、製品名にもなっている「ラピットモード」というのが相当目立ちます。次の動画で2番目に出てくるパターンが「ラピットモード」です。
スイッチが地味に改善されているのも素晴らしいと思いました。以前は、スイッチを押すと点灯、消灯するにはスイッチを長押しだったのですが、TL-LD650 ではいずれも長押しになりました。これで、バッグなどに放り込んでおいても、勝手にスイッチが押されて点灯してしまう確率が下がっています。また、長押しの時間も少し短くなりました。消灯の為に身をかがめる時間がほんの少し短くなったのも、些細なことですが嬉しいですね。
しばらく使っていますが、大変具合が良いです。今度は紛失などせず、長く付きあいたいですね。
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