初めての病気、なのかな

 金曜日。かみさんであるタカの実家。どうも息子であるコウタンの元気がない気がする。笑顔は見せるが、暴れ具合が足りないと言うか。なんだか体が熱いみたいだ、とタカが言った。

 体温計が指したのは38.5度。タカ、卒倒しそうになる。

(↓以下、お食事中の方は読まないで下さい。)

 夕方だったので、取りあえず様子見。翌日、病院へ連れて行くことを検討するも、こういうときに限って保険証を忘れてきていたりする。どうしよう、とりあえず明日考えよう、と就寝。

 俺はぐっすり寝ていて気付かなかったが、コウタン夜中に嘔吐。

 翌朝、やはりかかりつけの医者の方が良いと、急遽帰宅することに決定。夜中の嘔吐があったものの、熱は平熱近くまで下がり、コウタンの機嫌もすこぶるよろしい。とりあえずホッと胸をなで下ろしつつ、自宅へ向かう。
 自宅へ到着。かかりつけの診療時間を過ぎてしまっていたが、無理いってなんとか診て貰うことに。が、原因はハッキリ分からず。おそらくお腹に来る風邪だろうとのこと。薬をいくつか処方して貰い、帰宅。薬はやはり苦手なようで、嫌がるところを無理矢理飲ませる。
 翌日。熱もすっかり下がったし、すこぶる機嫌も良いので、俺の実家に連れて行くことにする。俺が洗車をしたかった、てのもある。
 午後、出かける準備をしようと、コウタンの着替えをしていると、嘔吐。俺、こんなにコウタンが吐くのを見たことがなかった為、大ショック。だってよ、「ぴゅ〜っ」て出るのよまぢで。
 というわけで、実家行きはキャンセル。俺だけ洗車に行っても良かったんだが、どうにもブルーになっちゃったもんでそっちもキャンセル。結局一日、ごろごろと過ごすことに。
 夕方、コウタンどうも下痢気味の様子で、大漁。おむつで受けきれず。タカと二人、やはり実家行きをキャンセルして良かったと、珍しく意見が一致。
 明日(24日)もう一度、病院に連れて行くことに決定。俺は仕事だが。タカ頼んだ。

 とまぁ、両親大慌ての大不安な巻なのだが、コウタン自身、吐こうが何しようが「けたけた」と笑顔だったりするのが救いだ。「お前病人じゃねーのかよ」と言いたくなるほど。早く良くなってくれい。